新幹線の防犯カメラ

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2007年7月1日に新幹線N700系がデビューしました。
N700系は、電力回生ブレーキを搭載しており、電力消費量を大幅に削減することができる省エネ新幹線です。
さらには、スピードも従来の新幹線より速くなっており、山陽区間では300km/hものスピードが出るそうです。
これが、N700系が次世代新幹線と言われる所です。

この新幹線N700系には、さらに今までにない試みがなされました。
それが、防犯カメラの設置です。
列車内では、度々 小さいことから大きいものまで事故や事件がおきています。
新幹線が走行中に非常用ドアコックを開けて、男性が飛び降りて亡くなった事故などもあり、とてもショッキングなものでした。
この非常用ドアコックは「乗り間違えた」などという理由で、開けてしまう乗客もいるそうです。
その度に列車は止まることになり、安全確認に時間を割かれる訳ですから、乗客や駅員にとっても迷惑な話ですね。

今回、N700系に搭載された防犯カメラは計60台。
58ヶ所の出入り口ドア上部と運転席の入り口上部に2ヶ所に埋め込まれています。
映像は常に録画され、事故や事件で警察や裁判所に提供する以外には、決して使われることはないそうです。

残念ながら在来線には搭載する予定はないそうですが、在来線の列車内の犯罪といえば、痴漢行為などの性犯罪でしょう。
新幹線よりも在来線の車両につけたほうが、犯罪予防にはなると思います。
でもプライバシー問題やコストを考えると難しいようですね。

ハイテクな新幹線N700系に乗る機会がありましたら、防犯カメラの存在をチェックしてみてくださいね。
防犯カメラ作動中」のシールに気づかないと、見過ごしてしまうくらいなものなので、驚くかもしれませんよ。






安全な社会生活を過ごすには、犯罪を予防することから始めなくてはいけません。

インターネットの犯罪を防ぐためウイルス対策ソフトを使うように、デパートやスーパーなどは、万引きなどの犯罪防止のために、防犯カメラの設置や警備員・保安員が配置されています。


防犯カメラ』というのは、いまや私達の社会になくてはならないものになっています。

しかし、防犯カメラは取り付ける場所によって、プライバシーに関する問題も出てきます。

防犯カメラを取り付けようとしている場所・目的などの条件にあったものを十分検討して選択してください。



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